冷蔵庫の引っ越し準備はどうする?丨前日までの流れと自分で運ぶ際の注意点を解説

2026.04.23
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冷蔵庫の引っ越し準備は1~2週間前から始め、前日には霜取りと水抜きを済ませることが大切です。食材の計画的な消費から運搬方法3パターン、自分で運ぶ際の5つの注意点、新居で電源を入れるタイミングまで解説します。

引っ越しの際、冷蔵庫は運搬しにくい家電のひとつです。サイズが大きく重量もあるため、事前準備を怠ると、運搬中のトラブルや新居での不具合につながるおそれがあります。

また、冷蔵庫は食品を保管する家電だからこそ、運ぶ前の食材整理や庫内の掃除、運搬後の設置手順まで丁寧に進めることが大切です。

この記事では、冷蔵庫の引っ越し準備から運搬方法、新居に設置したあとの注意点まで、引っ越しをスムーズに進めるためのポイントを分かりやすく解説します。

冷蔵庫を引っ越しで運ぶ際の準備

引っ越しで冷蔵庫を運ぶには、段階ごとに準備を進めることが欠かせません。思いつきで進めると、当日に慌てる原因になります。

ここでは、引っ越し当日までに何をすればよいのかを、時系列で分かりやすく紹介します。

引っ越し1~2週間前

引っ越しの1〜2週間前になったら、冷蔵庫の中身を少しずつ減らし始めましょう。この時期に大切なのは、庫内の食材を確認し、無理なく使い切れるように献立を考えることです。

とくに冷凍食品は引っ越し先まで持ち運びにくいため、早めに優先して消費しておく必要があります。

また、生鮮食品の買い足しはできるだけ控え、今ある食材を使い切る意識で過ごすと安心です。たとえば、冷凍庫に残っている肉や魚を週末にまとめて調理したり、野菜室の残り野菜でスープや炒め物を作ったりすると、自然に庫内を整理しやすくなります。

さらに、調味料や常温保存できる食品は段ボールに詰めて運ぶこともできますが、できるだけ減らしておくと引っ越し当日の負担を抑えられます。とくに開封済みの調味料は液漏れしやすいため、使い切れるものは引っ越し前に使い切っておくとよいでしょう。

引っ越し5~3日前

引っ越しの5〜3日前になったら、冷蔵庫の中身をあらためて確認しましょう。この時点で残っている食材は、前日までに使い切れるよう計画を立てておくことが大切です。新しく食材を買い足すのはできるだけ控え、必要最小限にとどめると準備が進めやすくなります。

また、常温で保存できる調味料は、液漏れを防ぐためにキャップをテープでしっかり留めておきます。瓶入りのものは新聞紙や緩衝材で包んでから段ボールに入れると安心です。

しょうゆやソースのような液体調味料は、容器全体を新聞紙で包んでおけば、万が一漏れても広がりにくくなります。

それでも食材が残りそうなときは、この段階でクーラーボックスを用意しておくと安心です。とくに夏場の引っ越しでは、保冷剤もあわせて準備しておくと対応しやすいでしょう。

引っ越し前日

引っ越しの前日は、冷蔵庫の運搬準備においてとくに重要な作業を行う日です。

まずは、冷蔵庫の中身をすべて空にします。そのうえで「霜取り」と「水抜き」の2つの作業を行う必要があります。

水抜き・霜取りのやり方

霜取りとは、冷蔵庫内部の冷却器に付いた霜を溶かす作業です。一方、水抜きは、溶けた霜の水や製氷機、蒸発皿にたまった水を捨てる作業を指します。これらを怠ると、運搬中に冷蔵庫から水が漏れ、ほかの荷物をぬらしてしまうおそれがあります。

霜取りと水抜きの手順は、次のとおりです。

ステップ1.コンセントから電源プラグを抜く
冷蔵庫の周囲に大きめのタオルや古い布を敷き、電源プラグをコンセントから抜きます。このときは、霜が溶けやすいようにドアを開けておきましょう。

霜が完全に溶けるまでの時間は、季節や機種によって異なりますが、半日ほどかかることがあります。そのため、引っ越し前日の朝、できれば前日の夜までに電源を切っておくと安心です。

急いでいる場合でも、アイスピックなどで無理に霜を剥がしてはいけません。冷蔵庫の内部を傷つけ、故障の原因になるためです。

ステップ2.製氷皿や貯水ケースの水を捨てる
自動製氷機能が付いている冷蔵庫では、製氷皿や貯水ケースの水も忘れずに捨てましょう。蒸発皿は冷蔵庫の背面下部にあることが多いものの、機種によって位置が異なるため、取扱説明書で確認しておくことが大切です。

ステップ3.庫内を拭き取る
溶けた霜の水が庫内に残っていることがあるため、乾いた布で丁寧に拭き取ります。水滴が残っていると運搬中の水漏れにつながるため、しっかり確認しておきましょう。

なお、最近の冷蔵庫には自動霜取り機能が付いているものもあり、その場合は作業時間を短縮できることがあります。あらかじめ機種を確認し、必要な準備時間を把握しておくと安心です。

引っ越し当日

引っ越し当日は、冷蔵庫の最終チェックを行いましょう。霜取りと水抜きが済んでいるか、庫内に食材が残っていないかを確認しておくことが大切です。

また、新居での冷蔵庫の設置場所も事前に決めておき、引っ越し業者に正確な位置を伝えておくと作業がスムーズに進みます。冷蔵庫は一度設置すると動かしにくいため、最初から適切な場所に置くことが重要です。

引っ越しに合わせて冷蔵庫をきれいに!掃除の方法と手順

引っ越しは、冷蔵庫の中を空にして掃除できる貴重な機会です。このタイミングなら、普段は手が回りにくい場所まできれいにしやすくなります。

新居で気持ちよく使い始めるためにも、引っ越し前に掃除を済ませておくとよいでしょう。

準備するもの

冷蔵庫の掃除に必要なものは、以下のとおりです。

● 台所用洗剤(中性洗剤)
● スポンジ
● 清潔な布または布巾
● 綿棒
● 歯ブラシ

なお、布や布巾は、水拭き用と乾拭き用で分けておくと使いやすくなります。

一方で、シンナーやベンジン、アルカリ性洗剤、粉石けんなどは使わないようにしましょう。冷蔵庫の表面を傷めるおそれがあるためです。また、ナイロン製のたわしなど、傷が付きやすいものも避けてください。

冷蔵庫を掃除する手順

冷蔵庫の掃除は、以下の手順で進めます。

ステップ1.部品を取り外して洗浄する
棚やドアポケット、仕切り板、製氷機など、取り外せる部品を外します。外した部品は、中性洗剤とスポンジで丁寧に洗い、しっかり乾かしましょう。とくに製氷機まわりは水あかがたまりやすいため、丁寧に洗っておくと安心です。

ステップ2.冷蔵庫内部の拭き掃除を行う
ぬるま湯を含ませた布を固く絞り、冷蔵庫の内部を拭きます。汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を使ってください。その後、水拭きで洗剤を残さないように拭き取り、最後に乾拭きで仕上げます。

ステップ3.ゴムパッキンを清掃する
ドアのゴムパッキン部分も忘れずに掃除しましょう。ここは汚れがたまりやすいため、綿棒や歯ブラシを使って細かい部分まで丁寧に汚れを取り除きます。ゴムパッキンを清潔に保つことは、冷蔵庫の密閉性を保つうえでも大切です。

ステップ4.外側と周辺のほこりを取る
冷蔵庫の側面や上部、取っ手部分も拭いておきましょう。とくに上部はほこりがたまりやすい場所です。あわせて電源コードまわりのほこりも取り除いておくと、新居でも気持ちよく使い始められます。

ステップ5.部品を取り付ける
乾かした部品を元の位置に戻したら、掃除は完了です。

引っ越しで冷蔵庫を運ぶ方法

引っ越しで冷蔵庫を運ぶ方法は、大きく分けて3つあります。 それぞれに特徴があるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。

引っ越し業者に依頼する

最も一般的なのは、引っ越し業者に冷蔵庫の運搬を依頼する方法です。引っ越し業者に任せれば、ほかの荷物とあわせて冷蔵庫も運んでもらえます。専門のスタッフが対応するため、初めての引っ越しでも任せやすいのが大きなメリットです。

また、引っ越し業者によっては、冷蔵庫だけを運ぶ単品プランを用意している場合もあります。荷物が少ないときや、冷蔵庫以外は自分で運べるときに使いやすい方法です。事前に複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比べておくとよいでしょう。

こちらの記事では、引っ越しの料金が安い時期について解説しています。タイミングを意識するだけで数万円安くなる可能性があるため、ぜひあわせてご覧ください。

宅配業者に依頼する

宅配業者の家具、家電配送サービスを利用する方法もあります。この方法は、冷蔵庫を1台単位で運んでもらえるのが特徴です。引っ越しまで時間がない場合にも、検討しやすい方法といえます。

ただし、冷蔵庫のサイズによっては追加料金がかかることがあります。そのため、事前に料金とサービス内容をよく確認しておきましょう。また、階段での運搬や吊り上げ作業が必要な場合は、別途費用が発生することがあります。

自分で運ぶ

家族や友人に手伝ってもらい、軽トラックなどを使って自分で運ぶ方法もあります。この方法の大きなメリットは、費用を抑えやすいことです。

ただし、冷蔵庫は重さがあり、運ぶ際には細かな注意が欠かせません。建物や冷蔵庫を傷付けないよう、事前の準備を整えたうえで、十分な人手を確保しておきましょう。

自分で冷蔵庫を運ぶ際の注意点

冷蔵庫を自分で運ぶ場合は、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。準備が不十分なまま進めると、冷蔵庫の故障や建物の傷、さらにはケガにつながるおそれがあります。

搬入経路を確認しておく

運搬を始める前に、搬入経路をしっかり確認しておきましょう。玄関の幅、廊下の幅と高さ、階段の広さ、エレベーターの寸法などを事前に見て、冷蔵庫が無理なく通れるかを確かめることが大切です。

とくに曲がり角は引っかかりやすいため、注意して確認する必要があります。

また、手すりやドアノブ、傘立てなど、運ぶときに邪魔になりそうなものは先に移動させておきましょう。マンションでは、室内だけでなく共用廊下やエレベーター内の寸法も確認しておくと安心です。

床や壁を養生する

冷蔵庫は重量があるため、少しぶつけただけでも床や壁に傷が付きやすくなります。運搬ルートの床や壁には、段ボールやクッション材を当てて保護しておきましょう。とくに賃貸住宅では、退去時の修繕費を避けるためにも、養生を丁寧に行うことが大切です。

また、階段を通る場合は、手すりにも養生をしておくと安心です。ただし、床に敷いた養生材は滑りやすいことがあるため、運搬中は足元にも十分注意しましょう。

冷蔵庫の内部やドアを固定する

運搬中に冷蔵庫のドアが開いたり、内部の棚が動いたりしないよう、テープでしっかり固定しておきましょう。ドアや引き出しが動くと、運搬中の破損につながるだけでなく、作業の邪魔にもなります。

また、電源コードもまとめて本体に留めておくと、途中で引っかかりにくくなり安心です。使うテープは、粘着力が強すぎないものを選び、冷蔵庫の表面を傷めないよう注意しましょう。

冷蔵庫の外部を保護する

冷蔵庫本体を傷から守るため、毛布や厚手の布で包みましょう。運搬中の衝撃やこすれから保護できるだけでなく、ぶつけてしまったときの負担もやわらげやすくなります。

毛布は、テープやロープでずれないように固定します。ただし、強く締めすぎると冷蔵庫本体に負担がかかるおそれがあるため、締め付けすぎないよう注意することが大切です。

冷蔵庫を傾けすぎないようにする

冷蔵庫の運搬は「立てたまま」が基本です。横にしたまま長時間運ぶと、内部の冷却機能に悪影響を及ぼし、故障の原因となります。これは、冷却システム内のオイルが本来の位置から移動してしまうためです。

階段を通る際や車へ積み込む際など、一時的に傾けることは問題ありません。ただし、軽トラックの荷台では、必ず立てた状態で固定しましょう。

また、やむを得ず横にする場合は、できるだけ短時間にとどめ、新居に設置したあとは十分な時間を置いてから電源を入れることが大切です。

冷蔵庫を新居に移した後の注意点

新居に冷蔵庫を搬入したあとも、いくつか注意しておきたいポイントがあります。 これらを守ることで、冷蔵庫の故障を防ぎ、長く安全に使うことにつながります。

すぐに電源を入れない

冷蔵庫を設置したあとは、すぐに電源を入れないようにしましょう。運搬中の振動や傾きによって、冷却システム内のオイルが本来の位置から移動しているためです。この状態で電源を入れると、コンプレッサーに負荷がかかり、故障の原因になります。

設置後は、1時間ほど待ってから電源を入れるのが一般的です。ただし、メーカーや機種によって推奨される待機時間は異なるため、取扱説明書を確認しておきましょう。とくに、運搬中に冷蔵庫を横にしていた時間が長い場合は、より長く待つ必要があります。

庫内が十分に冷えてから食材を入れる

電源を入れてから、冷蔵庫の内部が十分に冷えるまでには時間がかかります。冷えるまでに必要な時間は、メーカーや機種、季節、設置環境によって異なるため、必ず取扱説明書で確認しましょう。

十分に冷える前に食材を入れると、食品が傷むおそれがあります。冷凍食品や傷みやすい食材は、クーラーボックスに入れて保管しておくと安心です。また、庫内温度計を使って、適切な温度まで下がっているかを確認するのもよいでしょう。

まとめ

引っ越しで冷蔵庫を運ぶには、計画的な準備と適切な手順が欠かせません。1~2週間前から庫内の食材を減らし始め、前日には霜取りと水抜きを済ませておくことが大切です。

当日や新居でのトラブル、余計な出費を避けるためにも、立てたままの運搬や設置後に通電するタイミングを守り、安全に再起動できるよう心がけましょう。

引っ越しは新生活の固定費を賢く見直す絶好の機会でもあります。とくにこれから一人暮らしを始める方にとって、電気代の節約は家計の大きな助けになります。九州エリアにお住まいなら、解約金なしで始めやすいイデックスでんきへの切り替えがおすすめです。

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イデックスでんきのマーケットプランは、新生活を始める際の心強い味方です。手続きや切替でお困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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