どのくらい節電すれば効果を感じられる?効果的な節電グッズの使い方を解説

2023.12.21
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電気料金の値上げを受けて、より効果を感じられる節電方法をお探しの人も多いでしょう。
なぜなら、少し節電しただけでは昨年の電気代よりも高くなってしまう可能性もあるからです。

そこで本記事では、節電効果が得られる具体的な電気の削減量について解説するほか、節電グッズを使用した場合の削減量をご紹介します。

電力会社を変更した場合の節電効果についても説明しているため、とにかく効果的な節電を実践したい人はぜひ参考にしてください。

1. 【電気代別】節電効果を得るための具体的な電力削減量

 

昨年よりも数千円電気代が浮いただけでは節電効果を実感できない人もいれば、1,000円浮いただけで効果を感じられる人もいるでしょう。

そこで、節電効果を感じるためにはどれだけ節電すればよいのかを、電気代別に解説します。
なお、電気代は27円/kWhと仮定して計算します。

暖房の温度設定の変更やそのほかの節電方法を知りたい人は「節電するには暖房温度を下げるしかない?温度設定以外の節電方法を解説」をご覧ください。

1-1. 電気代を1,000円安くしたい場合

電気代を1,000円安くするには、約37kWhの削減が必要です。
2,200Wのエアコンの場合、約17時間分に相当します。

就寝時に2時間だけエアコンを稼働している場合は、9日間我慢すれば達成可能です。

1-2. 電気代を3,000円安くしたい場合

電気代を3,000円安くするには、約111kWhの削減が必要です。
2,200Wのエアコンの場合、約51時間に相当します。

月に3,000円削減したい場合は、毎日2時間程度エアコンの稼働時間を減らせれば、達成可能です。

1-3. 電気代を10,000円安くしたい場合

電気代を10,000円安くするには、約370kWhの削減が必要です。
2,200Wのエアコンの場合、約170時間分に相当します。

月に10,000円削減したい場合は、エアコンの稼働時間を1日6時間減らせれば達成可能です。
エアコンが複数ある場合、家族で1部屋に集まってエアコンを1台のみ使用するようにすれば、達成できるかもしれません。

年間で10,000円安くしたい場合は、エアコンの稼働時間を1日あたり30分減らすことで達成できます。

2. 節電の効果が期待できるグッズ3選

節電するには温度設定を変更したり稼働時間を減らすだけでなく、待機電力を減らしたり消費電力が少ない製品に置き換えたりする方法があります。
しかし節電グッズに対して本当に効果があるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

そこで、節電対策グッズにどのくらいの効果が期待できるか解説します。

2-1. スイッチ付きの電源タップ

スイッチ付きの電源タップを使用することで、待機電力の削減が見込めます。

例えば、リビングのスイッチ付き電源タップにテレビ・レコーダー(BD・HDD・DVD)・扇風機の3つをつなげたとしましょう。
それぞれの待機電力はテレビが3.04W、レコーダーが1.28W、扇風機が0.34Wと仮定すると、合計4.66Wです。

18時間待機させると1日約2.3円、1か月(30日)で約68円、1年間で約827円かかりますが、スイッチをオフにすれば簡単に節電できます。

このほか、電子レンジ(約0.01W)・ストーブ(約2.82W)・パソコン(約0.41W)なども待機時に電力を使用しているため、使わないときはスイッチをオフにするのがおすすめです。

また、レコーダー内蔵型のテレビは8.12Wの待機電力を消費する製品もあります。
他の家電と比較しても待機電力が多いため、積極的に電源タップのスイッチを切るとよいでしょう。

2-2. LED電球

白熱電球からLED電球へ変えたときの節電効果について、同メーカーの製品で比較して解説します。

定格消費電力90Wの白熱電球から定格消費電力7.4WのLED電球に変更した場合、その差は82.6Wです。
白熱電球からLED電球に交換して1日12時間使用すると1日約27円、1か月で約803円節約できます。

電球を6つ使用した場合1か月で約4,817円、年間で約57,807円の節電が可能です。

また、白熱電球の寿命1,500時間に対し、LED電球は4,000時間と長いことが特徴です。

1日12時間使用した場合、LED電球が約11か月使用できるのに対し、白熱電球は約4カ月しか持ちません。
そのため、LED電球に変更すれば電球を付け替える手間も省けます。

2-3. 人感センサー付きLED電球

電気の消し忘れが多い場合は、人感センサー付きのLED電球にすると節電効果を得られます。

例えば消費電力7.4WのLED電球を使用している場合、毎日1時間消し忘れると1か月約6円、1年間で約72円損をします。
しかし、人感センサー付きLED電球の使用で消し忘れがなくなれば、これまで無駄に発生していた電気代を減らせるでしょう。

3. 電力会社を変更するだけでも節電効果を感じられる?

節電のために電力会社を変更する人も少なくありません。
しかし、実際どれだけ節電効果を得られるのかわからない人もいるでしょう。

そこで、電力会社を変更することによりどれだけの節電効果を得られるのかについて解説します。

電力会社の変更以外の節電方法を知りたいは「節電術のご紹介」をご覧ください。

3-1. 電気料金が安くなる場合

電力会社を変更して、現在契約している電力会社よりも2円/kWh安くなった場合で考えてみましょう。

戸建て住宅1人世帯の平均電気使用量は219kWh、3人世帯の場合は386kWhといわれています。
2円安くなると考えると1人世帯は438円、3人世帯は約772円の節電が可能です。

電気使用量に応じてポイントが付く場合

電力会社によっては、電気使用量に応じてポイントが付くこともあります。

例えばイデックスでんき」の場合、電気代200円ごとにWAON POINTが2ポイント、もしくは100円ごとにdポイントが1ポイント付与されます。
電気代が月10,000円の家庭の場合、100ポイントの進呈です。

ポイントは普段の買い物にも使えるため、ポイントが使用できる店をよく利用する人によってはお得感が大きいでしょう。

4. まとめ|節電するなら「イデックスでんき」がお得

電気代を10,000円以上安くするにはかなりの努力が必要ですが、節電グッズを使用すると目標の達成が早いかもしれません。
まだ節電対策をしていない人は、こまめに電源をオフにしたり節電グッズを使用したりしましょう。

それでも電気代が安くならない場合は、電力会社の変更がおすすめです。

例えばイデックスでんき」に変更すれば、電気代に応じてdポイントかWAON POINTがたまるほか、オール電化プランや1年間契約で500円の割引特典もあります。

また、Myページで日々の電気の使用状況を確認できるため、電気を使いすぎてしまった日の特徴を把握することも可能です。

詳しく知りたい人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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