【種類別】食器乾燥機の電気代|選ぶ際のチェックポイントとは

2024.05.27
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食器乾燥機にかかる電気代は、機種や容量によってかなり異なります。
搭載機能によって左右されることもあるほか、食洗器の場合は水道代もかかるためランニングコストがわかりにくいこともあるでしょう。

そこで、本記事では食器乾燥機・食洗器にかかる電気代について種類別に説明します。
ビルトイン・据置型・つり下げ型の食器乾燥機・食洗器を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

また、満足できる食器乾燥機を選ぶ際のチェックポイントも解説しています。
QOLを向上させたい方は、ぜひご覧ください。

1. 【種類別】食器乾燥機にかかる電気代

食器乾燥機にかかる電気代は、1か月毎日1時間使った場合約167.4~884円です。
ただし、食洗機の場合は洗浄にも電気を使っているため、乾燥機能のみと比べると少し電気代が高くなります。

1-1. ビルトインタイプ

 

メーカー機種容量(目安人数)消費電力電気代
パナソニックNP-45MD9S6人分洗浄時乾燥時洗浄時乾燥時
50Hz:75W50Hz:675W50Hz:69.60円50Hz:627.90円
60Hz:100W60Hz:700W60Hz:93.00円60Hz:651.00円
リンナイRSW-D401LPA4~6人分650W604.50円
三菱電機EW-45LD1MU6人分洗浄:43W
湯沸かし:500W
最大:543W
洗浄:39.90円
湯沸かし:465.00円
最大:504.90円

※それぞれメーカーサイトより引用

ビルトインタイプとは、システムキッチンに内蔵されている食洗機・食器乾燥機のことです。

1か月毎日1時間使った場合の電気代は約597円(※1ですが、電気のほかに水道・ガスを使うこともあるため、これらにかかる料金を総合して考えるとよいでしょう。

また、メーカーのカタログを見ると、1回分にかかるランニングコストが記載されていることもあります。

※1 洗浄時・湯沸かし時の電力は除外して計算しています。

1-2. 据置タイプ

 

メーカー機種容量(目安人数)消費電力電気代
タイガー魔法瓶DHG-S4006人分305W283.80円
山善YD-1805人分180W167.40円
東芝ライフスタイルVD-V5S6人分260W241.80円
シロカSS-MH3515人分50Hz:923W
60Hz:951W
50Hz:858.30円
60Hz:884.40円

※それぞれメーカーサイトより引用

据置タイプはキッチンの作業スペースなどに、後から取り付けるタイプの食洗機・食器乾燥機です。
縦型・横型・タンク式があります。

1か月毎日1時間使った場合の電気代は、約167.40~884.40円です。

電気代がここまで違うのは、搭載機能が異なるからでしょう。

例えば消費電力180Wの山善の食洗機はシンプルな構造をしていますが、消費電力が900Wを超えるシロカの食洗機は、高温高圧の360℃洗浄・UV除菌など、性能が高い機能が搭載されています。

1-3. 吊り下げタイプ

あまり種類はありませんが、吊り下げタイプの食器乾燥機もあります。

例えば、ニトリのつり下げ型食器乾燥機です。
食器の乾燥専用であり、食器を乾燥させたり温めたりする機能のみが搭載されています。

最大消費電力は310Wで、毎日1時間使った場合の電気代は月288.30円です。

2. 食器乾燥機のメリットとは?

食洗機を使えば、洗い物の手間がなくなるためとても便利です。
では、食器乾燥機として使う場合はどんなメリットがあるのでしょうか?

2-1. すぐに乾いて時短

1つ目は、すぐに乾いて時短になることです。

洗い物が出る都度皿洗いをする場合、作業スペースにどんどん乾燥中の食器が溜まり食事の準備がしにくいことがあります。
また、水道や弁当箱など乾きにくいものもあるでしょう。

しかし、食器乾燥機に入れればすぐに乾くため、片付ければ作業スペースを早く確保して料理ができます。

2-2. 熱風による乾燥で衛生的

2つ目は、熱風による乾燥で衛生的であることです。

食器に水が残っていると、そこで雑菌が繁殖しやすくなります。
しかし、食器乾燥機は熱風によって乾燥させるため、菌を増やさず衛生的です。

また、機種によってはUV殺菌機能が搭載されていることもあります。
きちんと殺菌処理がされるため、赤ちゃん用品に使うのもおすすめです。

2-3. ぬめりの発生防止

3つ目は、ぬめりの発生を防止することです。

食器の水切りラックにはさまざまなタイプのものがありますが、水がたまるためどうしても本体やシンクにぬめりが発生することがあります。
水がたまるとカビも生えやすいため、頻繁に掃除が必要です。

しかし食器乾燥機は水を蒸発させるため、ぬめりやカビを心配する必要はありません。
もちろん定期的なメンテナンスも必要になりますが、衛生面に関しては安心して使えます。

2-4. 料理の冷え防止

4つ目は料理の冷え防止です。

冬など気温が低い時期は食器が冷たくなるため、温かい料理をよそってもすぐに冷めてしまうことがあります。
しかし、食器乾燥機で皿を温めれば、温かい料理をそのまま食卓に出せるでしょう。

食洗機の場合、乾燥モードを使えば皿を温められます。
取扱説明書に記載されている時間を確認して設定してください。

3. 満足できる食器乾燥機を選ぶ際のチェックポイント

食器乾燥機を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。
食器乾燥機は食器が早く乾いて便利ですが、以下のポイントを見落とすと使い勝手が悪く満足できないことがあります。

3-1. 扉の開き方・形状・サイズ

食器乾燥機・食洗器にはさまざまなタイプがあります。

例えばビルトインタイプの場合、扉が前に開くタイプと手前に引き出す深型タイプの2種類です。
それぞれ食器の入れ方が異なるため、使いやすい方を選ぶとよいでしょう。

また、据置型には縦型・横型・タンク式があります。
機種によってサイズや使用感が異なるため、こちらも使いやすい方を選ぶとよいでしょう。

3-2. 搭載機能

食器乾燥機にはUV殺菌・ドライキープ機能・低温コースなど、さまざまな機能とコースが搭載されています。
QOLをより向上させたいのであれば、価格だけでなく搭載機能にも着目するとよいでしょう。

3-3. 容量

食器乾燥機によって容量は異なります。
4人分・5人分・6人分と機種によって異なるため、人数が多い家庭や食器を夜にまとめて1度で洗う家庭は、容量の大きなものがおすすめです。

3-4. 収納のしやすさ

食器乾燥機のデメリットとして、収納面が挙げられます。

どのような形状の食器をどこに収納するかは取扱説明書に記載されていますが、食器の大きさによってはぴったりはまらないこともあるからです。
また、機種によって取り外し可能な部分も異なるため、収納のしやすさは異なります。

そのため、収納手順と入れられる食器のサイズ感をしっかりと確認したうえで検討するとよいでしょう。

3-5. ランニングコスト

食器乾燥機にかかるランニングコストは、電気代だけではありません。
ガスを使うタイプのものもあるほか、食洗機であれば水道代もかかります。

ランニングコストや消費電力・水道・ガスについてはカタログに記載されていることが多いため、明確に知りたい人はメーカーのカタログをチェックしてください。

4. まとめ|食器乾燥機をお得に使うなら「イデックスでんき」まで

食器乾燥機にかかる電気代は、1か月毎日1時間使った場合約167.4~884円です。
洗浄機能の有無や性能・搭載機能によって大きく異なることがわかりました。

食器乾燥機を使えば家事が楽になり、QOLも向上するでしょう。
QOL向上を目指しつつ電気代を抑えたい方は、契約している電気の契約プランの見直しや、電力会社の乗り換えがおすすめです。

例えば「イデックスでんき」の場合、dポイントかWAON POINTがたまるため、お得に電気をお使いいただけます。

また、Myページで日々の電気の使用状況を確認できるため、電気の無駄がないかチェックできることも魅力です。

オール電化プランもあるため、より節約したい方は電気料金が安くなる夜間に食器乾燥機を使うとよいでしょう。

そのほかの特典やプランについて知りたい方は、お気軽に問い合わせください。

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