節電するには暖房温度を下げるしかない?温度設定以外の節電方法を解説
2023.11.09- ライフスタイル
- 暖房温度
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冬の節電は「暖房温度を下げるしかない」と思っていませんか?
確かに、暖房温度を下げれば消費電力が少なくなるため節電になります。
しかし、設定温度を無理に下げると部屋が寒いままで快適に過ごせません。
本記事では、暖房温度の設定以外にできる節電方法について解説します。
また、暖房温度を上げても寒い場合の節電方法3選もご紹介しています。
冬の電気料金を抑えつつ快適に過ごしたい方はぜひ参考にしてください。
1. 暖房温度を下げるとどのくらい節電できる?
27円/kWhのエアコンを1日9時間、169日使用している場合、暖房の設定温度を1℃下げるだけで約1,430円の節約が可能です。
無理のない範囲で設定温度を落とせば、さらに節電できるでしょう。
なお、環境省が推奨している温度は20℃です。
これよりも高い26℃や27℃に設定している人は、設定温度を下げてはいかがでしょうか?
20℃に設定しなくても、室温が20℃になるような温度まで下げれば節電しながら十分快適に過ごせるはずです。
2. 暖房温度の設定以外で節電する3つの方法
エアコンの設定温度やこたつの「強」と「弱」、電気ヒーターの温度調整など、暖房温度の設定を変更すれば節電可能です。
しかし、暖房温度を下げると寒くなって快適に過ごせないこともあるでしょう。
そこで、温度設定を変えずに節電する方法を解説します。
機種によって方法は異なりますが、ここではエアコンの節電方法をご紹介します。
2-1.風量を強くする
エアコンの設定温度が高いまま風量が弱いのと、温度が低いまま風量が強いのとでは、後者の方が節電になります。
風量を強くすれば、暖かい空気を部屋中に送り出して温められるからです。
風量を強くすると音が大きくなり「電力を使っているのではないか」と心配になる人も多いですが、エアコンが特に電力を使うのは温度調節です。
そのため、風量を強くしてもあまり電気代はかかりません。
2-2. 稼働時間を抑える
暖房器具を必要なときだけつけることで節電になります。
例えばエアコンの場合、1日1時間短縮すると年間で約1,260円の節約ができます。
外出するときはスイッチを切るようにしたり、1つの部屋に家族で集まって自室のエアコンは切るようにしたりすれば、かなり節電できるでしょう。
ただし、エアコンは稼働時に電力をたくさん使う暖房器具です。
そのため、頻繁にスイッチを切ったり入れたりしないよう注意してください。
2-3. フィルターを掃除する
実は掃除も節電につなげるためのポイントです。
目詰まりしているフィルターと目詰まりしていないフィルターを比較すると、年間で990円の差が生まれます。
掃除をするだけで節電につながるため、ぜひお試しください。
フィルターの掃除は、月に1・2回がおすすめです。
エアコンのカバーを開ければすぐに取り出せるため、だれでも簡単に掃除ができます。
3. 暖房温度を上げても寒い場合の節電方法3選
「いくら暖房の温度を上げても寒い!」とお困りの家庭もいるでしょう。
この場合は、ついつい暖房の設定温度を上げてしまいがちですが、節電するには温度を上げずに工夫することが大切です。
また、こうしたケースでは部屋の広さとエアコンの性能が釣り合っていないこともあります。
12畳に対して6畳用のエアコンを使っていないかなど、見直しも必要です。
3-1. すきま風をシャットアウトする
古い家は気密性が低く、ドアや窓からすきま風がよく入ります。
すきま風が入ると、設定温度を上げても寒いままのため意味がありません。
ドア下にあるすきまは、ドア用のすきま風ストッパーを挟んで埋めることにより冷気をシャットアウトしましょう。
すきま風ストッパーは百円均一ショップやホームセンターなどで購入できます。
窓のすきま風は、冷気を遮るパネルの設置がおすすめです。
窓際に設置するだけで、冷気が部屋に流れにくくなります。
また、余裕があればリフォームしてもよいでしょう。
最近では2重のペアガラスや3重のトリプルガラスなどがあり、空気の層を作ることで外気の影響を受けにくくしています。
明らかにすきまが空いている場合は、短い毛の生えたモヘアシールを取り付けることですきまをふさげます。
そのほか、裾の長い厚手のカーテンに取り換えるのもおすすめです。
3-2. 部屋全体を加湿する
温度と湿度には大きな関係があり、同じ温度でも湿度が低いと寒く感じやすくなります。
人間が快適に感じる湿度は40~60%のため、このくらいになるように加湿器などで湿度をあげるとよいでしょう。
加湿器がない場合は加湿グッズを活用したり、ぬれたバスタオルを部屋で干したりするのもおすすめです。
加湿器はエアコンの下やサーキュレーターの前などに設置してください。
そうすれば、エアコンやサーキュレーターの風に乗って部屋全体を加湿できます。
なお、加湿器を使用する際は内部をしっかりと洗浄して稼働させてください。
加湿器の内部が不衛生な場合、雑菌やカビが蒸気に混ざって放出されてしまいます。
3-3. 電力会社を変更する
何をしても節電効果が得られない場合は、電力会社の変更がおすすめです。
現在契約している電力会社の電気料金とプランを確認し、それよりもお得に利用できる電力会社を探してください。
「電力会社の変更って面倒くさそう……」と思う人もいるかもしれませんが、実はとても簡単です。
電力会社によっては公式サイトから簡単に申し込みできます。
用意するものは、預金通帳やクレジットカードなど支払い状況がわかるものと、検針票またはWEB明細のみです。
その後の手続きも必要なく、契約中の電力会社への解約手続きを新しい電力会社がしてくれることもあります。
4. まとめ|暖房にかかる電気料金が気になる方はイデックスでんきへ
暖房器具の節電は、設定温度を下げること以外にも方法があることがわかりました。
冬の節電で大切なことは、冷気を入れず温かい空気を逃さないことです。
また、部屋全体を加湿することも有効です。
「工夫して節電してもあまり効果がない」
「結局電気を使うのだからお得に使いたい」
このようにお悩みの方は、「イデックスでんき」への変更を検討してはいかがでしょうか?
「イデックスでんき」では電気代に応じてdポイントかWAON POINTが貯まるため、とてもお得に利用できます。
貯めたポイントはショッピングで利用できるため、ドコモユーザーやイオン系列の店舗でよくお買い物する方には特におすすめです。
また「イデックスでんき」へ電力会社を変更した場合、現在契約中の電力会社への解約手続きは「イデックスでんき」が行います。
お客様が手続する必要はありません。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。