【ケース別】2人暮らしの引っ越し費用の相場|引っ越し以外にかかる費用もご紹介
2024.01.24- 引越
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2人暮らしの引っ越し費用の相場は、別々に引っ越しするケースと一緒に引っ越しするケースで異なります。
一緒に引っ越しをすれば荷物をひとまとめにできますが、別々に引っ越しをする場合はそれぞれ業者に依頼する必要があるため費用は高くなりがちです。
では、2人暮らしの引っ越しはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
本記事では2人暮らしの引っ越しを検討している人に向けて、2人分の引っ越し費用の相場をケース別に解説します。
引っ越し以外にかかる費用の相場もご紹介するため、トータルの費用が気になる人もぜひ参考にしてください。
1. 【ケース別】2人暮らしの引っ越し費用の相場
2人一緒に引っ越す場合と、2人が別々の場所から引っ越す場合では、引っ越し費用の相場が異なります。
例えば、移動距離が50km未満の場合、2人一緒での引っ越しでは約50,000~150,000円、別々の場合は荷物が少ない場合1人約30,000~69,000円です。
2人とも荷物が多い場合は、約92,000~242,000円です。
なお、移動距離が短くても荷物が多い場合は相場の倍の金額がかかることもあります。
1-1. 2人一緒に引っ越す場合
距離によって異なることはもちろん、荷物の量や都道府県によっても異なります。
2人家族での引っ越し費用相場は以下の通りです。
- 15km未満 約56,000~93,000円
- 50km未満 約50,000~150,000円
- 200km未満 約63,000~227,000円
- 500km未満 約80,000~398,000円
- 500km以上 約100,000~582,000円
1-2. 2人が別々の場所から引っ越す場合
別々の場所から引っ越す場合は、単純に1人分×2の費用となります。
こちらも距離と荷物の量・都道府県によって費用が変わる点に注意しましょう。
以下の費用は、1人分の引っ越し費用相場です。
距離と荷物の量を当てはめて2人分を計算してください。
【荷物小】
- 15km未満 約31,000~62,000円
- 50km未満 約30,000~69,000円
- 200km未満 約53,000~118,000円
- 500km未満 約27,000~103,000円
- 500km以上 約52,000~120,000円
【荷物大】
- 15km未満 約47,000~89,000円
- 50km未満 約46,000~121,000円
- 200km未満 約58,000~141,000円
- 500km未満 約74,000~241,000円
- 500km以上 約78,000~200,000円
2. 引っ越し以外にかかる費用相場
引っ越しをする場合は、引っ越し費用以外にもさまざまな費用がかかります。
賃貸の場合は初期費用がかかるほか、2人暮らしを始める場合は生活用品をそろえる必要もあります。
それぞれの相場をご紹介しているため、これから2人暮らしをする人は参考にしてください。
2-1. 賃貸にかかる初期費用の相場
賃貸に住む際は、以下の初期費用が必要です。
相場は以下の通りとなっています。
- 敷金…家賃1か月分
- 礼金…家賃1か月分
- 前家賃…家賃1か月分
- 仲介手数料…家賃0.5~1か月分+消費税
- 火災保険料…約2万円
- 保証料…家賃+共益費0.5か月分
このほかにも、カギの交換・害虫駆除・消臭などの費用がかかることもあります。
具体的にどのくらいの金額がかかるのかは、物件探しの際に不動産業者に聞くとよいでしょう。
2-2. 生活用品一式
2人暮らしを始めた場合、それぞれ1人暮らしで使っていたものを持ち寄るケースも多いですが、家電や寝具を買い替えることも多いです。
そこで、2人暮らしにかかる生活用品の相場について解説します。
- テレビ(家族向け)…約150,000円
- テレビ台(家族向け)…約30,000円
- 冷蔵庫(家族用6ドア)…約200,000円
- 炊飯器(5号炊き)…30,000円前後
- 洗濯機(7kg)…30,000~60,000円
- ダブルベッド(フレーム)…約50,000円
- ダブルベッド(マットレス)…約20,000円
- 2人掛けソファー…約25,000円
- 3人掛けソファー…約35,000円
- ダイニングテーブル…約20,000円
- ダイニングチェア…約12,000円
2人とも実家暮らしの場合は、あまり持ち寄れる家具や家電がないでしょう。
その場合は、掃除機や電子レンジなどの家電や衣装ケースやタンスなどの収納アイテム、カトラリーや調理器具なども必要です。
3. 2人暮らしの引っ越しがおすすめな時期
特に時期にこだわりがなければ、閑散期を狙って引っ越すのがおすすめです。
2人分の引っ越しは費用がかかりますが、閑散期であれば繁忙期よりもかなり費用を抑えられます。
3-1. 【会社勤めの場合】1月・6月・11月
6月・11月・1月は引越しの閑散期であるため、引っ越し費用が安くなります。
なるべく引っ越し費用を抑えたいときは、この時期を狙ってください。
一方で3~4月、9月は繁忙期で料金が高めに設定されるため注意しましょう。
3-2. 【フリーランスの場合】6月
フリーランスの場合、6月の引っ越しがおすすめです。
年末年始に住所を変更すると、確定申告の手続きに加えて納税場所の変更など、手続きが増えるためかなり負担になります。
そのため確定申告後である程度落ち着きがあり、引っ越し閑散期である6月がおすすめです。
4. 引っ越し以外で工夫できる節約方法
なにかと費用がかかりがちな新生活ですが、引っ越し費用の節約以外にもできる工夫があります。
それは、不用品の処分と電力会社の変更です。
4-1. 不用品の処分
引っ越しの際、不用品が出てくることも多いでしょう。
いらないものを引っ越しの荷物に入れるとその分料金が多くなるため、先に処分するのがおすすめです。
また、リサイクル・リユース品の買取を行っている業者に頼んで買取してもらうと、いくらかプラスになることもあります。
美術品や切手、楽器など、特定のものを対象にしている買取業者もあるため、高額買取を目指すのであれば専門買取業者へ依頼しましょう。
なお、買取業者の中には出張買取を行っている業者もあります。
時間がない人や近くに店舗がない人はもちろん、陶器やガラスなどを買い取ってもらいたいときにも利用できる便利なサービスです。
4-2. 電力会社の変更
電力自由化により電力会社を変更することが可能です。
単価が安い電力会社やポイントがもらえる電力会社など、好きな電力会社に変更しましょう。
電力会社を見直すことで、引っ越し後にかかる電気料金を抑えたりお得に使えたりします。
電力会社を乗り換える場合は、利用している電力会社の解約も忘れないでください。
解約しない場合、引っ越し後も知らないうちに旧住居の電気代を負担し続けていたなどのトラブルにつながるおそれがあります。
5. まとめ
2人暮らしの引っ越し費用の相場は、一緒に引っ越す場合と別々の場所から引っ越す場合で異なります。
また、距離と荷物の量で金額が変わる点にも注意してください。
引っ越し費用を抑えるためには、閑散期を狙うのがおすすめです。
1月・6月・11月に引越しすれば、繁忙期に比べて引っ越し費用をかなり節約できるでしょう。
また、引っ越し費用以外にも不用品を処分したり電力会社を変更したりすることによって、節約につなげられます。
特に、電力会社の変更は電気代が安くなったり電気をお得に使えるようになったりするためおすすめです。
例えば「イデックスでんき」の場合、電気代に応じてdポイントかWAON POINTがたまるほか、1年間契約で500円の割引もあります。
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使えば使うほどお得になるため、気になる方はぜひお問い合わせください。