ペットも熱中症になる?動物別の症状と対処法・対策をご紹介

2023.07.13
  • ペット
  • ペット
  • 熱中症

ペットが熱中症になると、体温が上がったり荒い呼吸をしたりなど、さまざまな症状がみられます。
悪化すると意識がなくなるほか、最悪のケースでは命に関わることもあります。

大切なペットの命を守るためには、人間と同様に水分補給と温度管理が大切です。
では、ペットのための熱中症対策として何ができるのでしょうか?

この記事では、動物の種類別に熱中症の症状をご紹介し、対処方法や対策について解説しています。
暑い夏をペットと健康に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.【動物の種類別】ペットが熱中症になったときの症状

ペットが熱中症であるかどうかを見分けるには、動物の種類別の症状を知っておきましょう。

例えば、犬が荒い呼吸をしていると熱中症の疑いがあります。
しかし、猫であれば必ずしも熱中症とは限りません。

猫が「ハアハア」と口呼吸している場合は、熱中症ではなく激しい運動で熱がこもっている、もしくは呼吸器系の病気の疑いが挙げられます。
このように、症状は同じでも動物の種類によっては別の病気が考えられることもあるのです。

1-1. 犬

犬の熱中症の症状は、荒い呼吸やふらつき、よだれ、嘔吐、下痢などです。
悪化すると筋肉の震えやけいれんが起こります。

犬にはパグやフレンチブルドッグなどマズルが短い「短頭種」と呼ばれる種類がいます。
短頭種は鼻が短く口腔の面積が狭いため、熱を逃がすのが苦手です。

シニア犬や肥満の子も体温調整が難しいため、暑い夏は温度管理に注意してください。

1-2. 猫

猫の熱中症の症状は、体温の上昇とほてり、よだれ、めまいなどです。
猫は犬のように口を開けて「ハアハア」と熱を放射せず、グルーミングにより、だ液を蒸発させて体の熱を逃がします。

湿度が高いと水分がうまく蒸発せず、体に熱がこもり熱中症になりやすくなります。

1-3. 小動物

小動物のペットとして人気のハムスターやウサギも熱中症にかかります。

ウサギは長い耳から放熱しますが、全身からの発汗ほど体温を下げる効果はありません。
また、耳が小さいウサギやたれ耳のウサギは放熱がしにくいです。

ウサギの熱中症の症状は、体を床につけて伸ばして寝る、荒い呼吸をする、よだれを大量に垂らす、耳が赤く熱くなる、などです。
ハムスターの場合はぐったりして動かない、歩き方がよろよろしている、などが症状として挙げられます。

2. ペットが熱中症になったときの対処法

ペットが熱中症になったら、まずは応急処置をとり早めに動物病院を受診しましょう。
かかりつけの動物病院が受診できないのであれば、夜間診療や救急診療を行っている動物病院がおすすめです。

2-1. 体温を下げる応急処置をとる

ペットが熱中症になったら、応急処置として体温を下げてください。

体温の下げ方は、以下5つの方法があります。
人間の応急処置と似ているため、そこまで難しくはありません。

【体温の下げ方】
①全身に常温の水をかける
②涼しい場所に移動させる
③首やわきの下、足の付け根を冷やす
④水を飲ませる(常温)
⑤濡らしたタオルで包む

2-2.なるべく早く動物病院を受診する

応急処置が終わったら、なるべく早く動物病院を受診しましょう。
かかりつけの動物病院が開いていなくても、夜間・救急動物病院が受診できます。

夜間・救急動物病院は、インターネットから簡単に検索できます。
万が一に備えて事前に調べておき、冷蔵庫など目につきやすい場所に電話番号を書いたメモを貼っておくとよいでしょう。

3. 事前に防ごう!ペットの熱中症対策

ペットのためにできる熱中症対策について解説します。
屋内・屋外飼いを想定した対策であるため、外でペットを飼っている方もぜひ参考にしてください。

3-1. 新鮮な水が飲めるようこまめに交換する

熱中症の予防には水分補給が大切です。
いつでも新鮮な水が飲めるよう、こまめに交換しましょう。

仕事や家の用事で外出することが多ければ、自動給水器の使用もおすすめです。
循環式の自動給水器にはフィルターが付いているものもあり、水をろ過しながら循環させるためいつでも新鮮な水が飲めます。

3-2. 冷房をかけて室内を適温に保つ

屋内飼いの場合、冷房をかけて室内の温度を適温に保ちましょう。
多少電気代はかかりますが、ペットの命には代えられません。

温度管理が難しいとお考えの方には、ペットカメラの活用がおすすめです。

ペットカメラの中には温度センサー付きのものがあります。
そのため、ペットがいる部屋の室温をリアルタイムでチェック可能です。

遠隔操作できるエアコンとペットカメラを併用すれば、室温やペットの様子を確認してから温度や風量を操作できます。

エアコンの遠隔操作には、Wi-Fiに繋げるなど事前準備が必要です。
外出先からも接続できることを確認したうえで活用しましょう。

3-3. 日陰を作る

屋外でペットを飼っている場合、タープで日陰を作るなどして涼しい場所を確保しましょう。
小屋の中では熱がこもるため、通気性がよく涼しい場所が必要です。

また、小屋を日陰に移動させたり自由に移動できるよう紐を長めにしたりするのもおすすめです。
紐を長めにすれば、ペットが自ら涼しい場所に移動できます。

なお、紐を長くしたことで道路に出てしまわないよう、適切な長さに調整してください。

3-4. 気温が下がってから散歩する

外を散歩させるときは、気温が十分下がってからにしましょう。
例えば早朝や日が落ちた後、夜などがおすすめです。

気温が30℃ある日中のアスファルトの温度は、60℃に達するといわれています。
かなり高温になるため、散歩には適していません。

アスファルトが熱いまま散歩すると肉球がやけどするほか、アスファルトからの放射熱によって体温が上がってしまいます。
そのため、暑い夏は気温が下がってからの散歩がおすすめです。

アスファルトが熱いかわからない場合は、手で直接触って確かめてください。
手で触っても熱くないのであれば、散歩しても大丈夫でしょう。

気温の下がる早朝や夕方でもペットが暑そうにしている場合は、保冷剤を持参して散歩するのもおすすめです。
バンダナやハンカチに保冷剤を包み、首などに巻き付ければ体が冷やせます。

4. まとめ|ペットの熱中症対策で電気代が心配なら「イデックスでんき」まで


ペットの熱中症の症状は、動物の種類によって異なります。
熱中症かどうか見極めるためにも、必ず症状について知っておきましょう。

また、ペットの熱中症対策には水と温度管理が欠かせません。
いつでも水が飲めるよう用意して、日陰を作ったりエアコンを使ったりして温度調節をしてください。

「何度に設定したらいいかわからない」
「冷房をかけることで逆に風邪をひかないか心配」

このようにお悩みであれば、温度センサー付きペットカメラと遠隔操作可能なエアコンの併用がおすすめです。
ペットカメラで室温とペットの様子を確認し、それに応じて温度と風量が調節できます。

しかし、冷房を付けっぱなしにすると電気代が気になる方もいるでしょう。
そのような方は、電気代が安いプランや電力会社の乗り換えがおすすめです。

イデックスでんき」であれば、電気代に応じてdポイントかWAON POINTがたまるほか、Myページで日々の電気の使用状況を確認できます。
電気を使いながらポイントがたまるため、ドコモユーザーやイオン系列店をよく利用する方にはとてもお得です。

また、1年間継続契約で500円の割引があります。
長期利用でさらにお得になるため、電気代が気になる方は「イデックスでんき」を検討してはいかがでしょうか。

関連記事

まずはお気軽にお問い合わせください!

お電話でのお問い合わせ

イデックスでんきコールセンター
0120-68-0313
0120-68-0313
営業時間 / 9:00~17:00

メールでのお問い合わせ