部屋がジメジメする原因とは?湿気対策でかかる電気代まで解説
2023.06.28- ライフスタイル
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部屋がジメジメするとき、どんな湿気対策をしていますか?
「とりあえず窓を開けている」
「湿気取りを置いている」
このように対策している方も多いでしょう。
しかし、湿気の原因に対処できていないと解決できないことがあります。
そこでこの記事では、部屋が湿気でジメジメする原因と湿気対策についてご紹介します。
湿気対策で家電を使った場合にかかる電気代についても解説しているため、湿気対策でかかるコストも気になる方は参考にしてください。
1.部屋が湿気でジメジメする原因とは?
部屋の湿度が高くなるのは、梅雨・部屋干し・浴室やキッチンの水蒸気・人間や植物の呼吸に含まれる水分が原因です。
湿気対策をしたいのであれば、まずは原因が何か突き止めましょう。
1-1. 梅雨の時期
梅雨の時期は、空気中の湿度が高くなります。
換気をしても湿度が高い空気が室内に入るだけのため、除湿はできません。
また、雨が降るため常に窓を閉め切った状態となります。
そうすると発生した水分が室内にこもってしまい、外に逃げないのも湿度が高くなる原因です。
1-2. 室内干し
室内干しをすると湿度が上がります。
冬の乾燥対策としては使えますが、梅雨の時期や夏には適していません。
部屋干しで湿度が上がり、不快指数も上がってしまいます。
1-3. 浴室やキッチンの水蒸気
浴室やキッチンなどの水蒸気が部屋にこもり、湿度が高くなります。
特にお風呂上がりや炊飯中は多くの水蒸気が出るため、湿度が上がりやすいです。
1-4. 人間や観葉植物の呼吸に含まれる水分
人間はもちろん、植物の呼吸の中には水分が含まれています。
それにより湿度が高くなることもあるため、家族の寝室や観葉植物を置いている部屋だけジメジメと感じるかもしれません。
さらに、水の受け皿に水が溜まったままの状態で放置すると、水分が蒸発し湿度が上がる原因となります。
受け皿に水が溜まっていたら、早めに捨てるようにしましょう。
2. 部屋の湿気対策はどうすればいい?
部屋の湿気対策はいろいろありますが、一軒家とアパートやマンションでは方法が異なります。
そこで、この章では一軒家全体ではなく一部の部屋や、アパートやマンションなどでできる湿気対策について解説します。
2-1. 晴れた日に換気をする
雨の日や曇りの日は空気中の湿度が高いため、晴れた日に換気を行いましょう。
窓が1つしかない場合は、キッチンの換気扇をつけたり、外壁換気口(ガラリ)を開けたりするなどして、空気の通り道を作ってください。
角部屋や最上階など、部屋の前を人が通る頻度が少ない場合は、玄関のドアを開けてもよいでしょう。
ドアロックやチェーンをかけたまま、ドアの隙間にペットボトルなどを挟めば少しだけ開いた状態をキープできます。
2-2. 洗濯物を外で干す
室内干しは部屋の湿度を高くするため、晴れた日に外で干すようにしましょう。
洗濯物に含まれる水分を外で蒸発させることにより、室内へ持ち込むのを阻止できます。
外で干せない梅雨の時期は、乾燥機の使用がおすすめです。
自宅で洗濯して乾燥だけコインランドリーで済ませば、コストを抑えられます。
2-3. 布団を天日干しする
布団が吸収した寝汗を外に逃がすため、天日干しをしてください。
ベランダや物干し竿を使って干すときは、汚れを拭き取ってから布団を干しましょう。
常に布団を床の上に敷きっぱなしにしている「万年床」は、布団の裏側に湿気が溜まりカビになることもあります。
毎日布団を上げ下ろしできない方は、ベッドに変えたり、すのこを敷いたりするなど、通気性がよくなるよう工夫するとよいでしょう。
2-4. エアコン・除湿器・空気清浄機を使う
エアコン・除湿器など、家電の除湿機能を使えばスイッチ1つで手軽に除湿ができます。
最近では除湿機能が付いた空気清浄機もあり、いろいろな用途に使えて便利です。
しかし、機種によって除湿できる範囲が異なります。
広い部屋はエアコン、狭い部屋や押し入れ・クローゼットなど狭い場所は、除湿器や空気清浄機など分けて使うとよいでしょう。
2-5. 調湿機能のある壁紙やカーテンに変更する
調湿機能のある壁紙やカーテンを使う方法もあります。
「賃貸だけれど壁紙って変えられるの?」と疑問に思う方もいますが、賃貸でもDIY物件であれば壁紙の変更が可能です。
カーテンは麻やリネンなど、天然素材のものが湿気を吸うといわれています。
湿気対策に特化したカーテンも販売されているため、そのような商品を活用するとよいでしょう。
3. 【家電別】部屋の湿気対策にかかる電気代はどのくらい?
除湿機能付きの家電は、手軽に除湿できる点が魅力です。
しかし、電気代が気になる方も多いでしょう。
そこで、家電別にかかる電気代について解説します。
※kW数×1kWh当たりの電気単価23円(「イデックスでんき」ベーシックプランの平均単価)で計算
3-1. エアコン
消費電力920Wのエアコンで除湿するのであれば、1時間で21.16円、24時間で507.84円かかります。
1か月30日間フルで使うと、1万5,235.2円です。
電気代は高めですが、広い範囲の除湿が可能であるため、全体的に湿度の高い部屋であればエアコンでの除湿がおすすめです。
3-2. 除湿器
除湿時に215W消費する機種の場合、1時間4.94円、24時間で118.68円かかります。
1か月30日間フルで使用すると3,560.4円です。
エアコンよりも電気代は安いですが、除湿できる範囲は狭くなります。
広い部屋ではあまり効果が出ないため、狭い部屋やランドリールームなどで活用するとよいでしょう。
3-3. 空気清浄機
消費電力175Wの空気清浄機の場合、1時間4.02円、24時間で96.6円かかります。
1か月30日間フルで使用すると2,898円です。
ただし、強モードでは消費電力がさらに高くなる点に注意しましょう。
また、空気清浄機には「梅雨モード」が搭載されている機種もあります。
これはカビやにおいを除去する機能であり、除湿機能ではありません。
除湿をしたいのであれば、必ず除湿機能が搭載された機種を購入しましょう。
4. まとめ|湿気対策のための電気代が気になるなら「イデックスでんき」にご相談を
部屋がジメジメする原因と湿気対策、除湿機能搭載の家電別にかかる電気代について解説しました。
部屋がジメジメしていると不快になるほか、室内のいたるところでカビが発生するため対策が必要です。
まずは何が原因なのか考え、湿気対策をしましょう。
主に考えられる原因は、梅雨・室内干し・浴室やキッチンの水蒸気・人間や植物の呼吸に含まれる水分です。
これらの中からどれが原因なのか確認し、それから対策に移りましょう。
湿気対策には晴れた日の換気や外干しなどがあります。
しかし、日中家にいる時間が短いなど、対策が難しい方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、除湿機能を搭載した家電の活用です。
スイッチ1つで除湿してくれるため手軽なほか、室内干しもできます。
「最近電気代が高いし、家電で除湿するか迷うな」とお困りの方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが「イデックスでんき」です。
選べる2つのプランでライフスタイルに合ったものを選択できるほか、電気代に応じてdポイントやWAONポイントが貯まってお得になりります。
その他の割引もあるため、お得に利用できるのがポイントです。
「よりお得に電気を使うことができないかな?」とお悩みの方も、まずはお気軽にお問い合わせください。