引っ越し時の電気の手続きはどうすればよい?必要性と方法を解説
2023.06.27- 引越
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引っ越しの際は荷物を運ぶだけでなく、電気などのライフラインの契約手続きも必要です。
旧居では解約、新居では契約手続きをしなければなりません。
しかし、約30年前までは手続きなしでも新居で電気を使えていました。
では、なぜ今は引っ越しの際に電気の手続きが必要なのでしょうか?
この記事では、これから引っ越しをする方に向けて、引っ越しの際に電気手続きをする必要性と手続き方法について解説します。
契約している電力会社がわからなくなった場合の対処法も説明していますので、引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてください。
1. 引っ越しの際に電気手続きが必要な理由
以前は、利用できる電力会社が地域によって決められていたため、手続きを行わなくても電気が使えることがほとんどでした。
しかし、2016年に始まった電力の小売全面自由化により、家庭で使用する電気の電力会社を選べるようになったため、引っ越しの際は電気の手続きが必要となりました。
契約する電力会社を自由に決めることが可能となり、自分に合ったプランを選べるようになったのが電力自由化のメリットです。
引っ越しの際に電気手続きをしなければ、引っ越し当日から電気を使えなかったり、旧居の電気代を請求されたりすることがあります。
これらを防止するためにも、引っ越しの際はきちんと電気の解約・契約手続きを行いましょう。
1-1. 引っ越し当日から快適に電気を使用するため
引っ越しの際にきちんと電気の契約手続きをしていれば、入居当日から電気の使用が可能です。
新生活を明るい光とともにスタートできます。
電力会社が遠隔で操作するスマートメーターではなく、従来タイプのメーターであればブレーカーを上げるだけで使用できることもあります。
しかし、手続きなしで使用していると電力の供給を止められてしまうため、なるべく早く契約しましょう。
なお、電気の供給をストップする際は、必ず書面などで事前告知されます。
いきなり電気が使えなくなることはありませんが、普段から郵便物を確認しない方であれば「突然電気が使えなくなった!」と思ってしまうかもしれません。
また、スマートメーターの場合は手続きしなければ基本的には電気が一切使えません。
どちらのメーターであってもすぐに電気が使えるよう手続きしておきましょう。
1-2. 旧居の電気代請求を防止するため
旧居の電気契約を解約しなかった場合、引っ越しした後でも請求が来ることがあります。
「引っ越しした後に電気代が発生するの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
退去後に発生する電気代としては、使っていなくても発生する「基本料金」や内覧時に使用した照明などです。
また、新しい入居者が退去者名義でそのまま電気を使う可能性もあります。
使用していない電気料金を支払うのは、とても損した気分になります。
新しい生活を気持ちよく過ごすためにも、きちんと手続きしておきましょう。
2. 引っ越しの際の電気手続き方法
電気の引っ越しは、解約と契約どちらも手続きが必要です。
先ほど説明したように、解約を忘れれば旧居の電気代請求が来たり、すぐに電気が使えなかったりなどのトラブルが発生します。
新生活をよいスタートで始めるためにも、必ずセットで手続きを行ってください。
2-1. 旧居の電気契約を解約する
旧居の電気契約を解約する場合、電話やインターネットから申し込みが可能です。
解約の申し込みには「お客様番号」が必要となるため、請求書などで確認しておきましょう。
なお、海外への引っ越しや引っ越し先が未定などの場合、インターネットから申し込みができない場合があります。
インターネットから解約の申し込みができるかどうかは、契約している電力会社の公式サイトをチェックしてください。
2-2. 新居の電気契約を結ぶ
新居の電気契約を結ぶには、電話もしくはインターネットから申し込み可能です。
LINEやチャットでの申し込みを受け付けている会社もあります。
契約の申し込みが使用開始予定日に間に合わなかった場合、インターネットから申し込みできない場合があるため早めの手続きがおすすめです。
申し込み時はいくつかのプランから選ぶ必要があるため、自分にとって適切なプランを考えてから契約を結びましょう。
3. 電気の解約先がわからない場合の対処法
請求書などの書類や契約時に届いたメールをきちんと保管していない場合、電力会社がわからなくなることもあります。
例えば口座振替やクレジット決済で書類がない場合、賃貸に住んでいて特に電力会社を気にしていない場合などです。
このように、電気契約を解約したくてもどこに連絡すればよいかわからない場合の対処方法をご紹介します。
3-1. 口座振替やクレジット決済の場合
口座振替やクレジット決済で電気代を支払っている場合、取引履歴に電力会社の名前が記載されています。
通帳や明細を見て、電力会社の名前を確認してください。
その電力会社の窓口に問い合わせれば、解約手続きが可能です。
3-2. 賃貸に住んでいる場合
賃貸のアパートやマンションの場合、利用している電力会社は管理会社や不動産会社、大家さんに問い合わせれば確認できる場合もあります。
利用している電力会社がわかったら、お客様窓口やコールセンターなどに連絡してみましょう。
ただし、管理会社や不動産会社、大家さんは利用している電力会社を把握しているだけであり、電気の支払いについて責任を負う義務はありません。
契約と解約は入居者が行う必要があり、解約を忘れて電気代が請求されても完全に自己責任となる点に注意してください。
4. 「イデックスでんき」なら引っ越しの際の面倒な手続きが不要!
本記事では、引っ越しの際に電気の手続きが必要な理由と手続きの方法、解約先がわからない場合の対処法を解説しました。
もし解約・契約しないまま引っ越すと、旧居の電気代が請求されたり新居ですぐに電気を使えなかったりします。
旧居の不動産会社や大家さんなどとのトラブルや、新居で不便な思いをすることを回避するためにも、早めに手続きを済ませておきましょう。
解約時に契約中の電力会社がわからない場合は、口座振替やクレジット決済の取引履歴を確認したり、賃貸の場合は不動産会社や大家さんに問い合わせたりして確認してください。
「引っ越しの際は忙しいし、電気の手続きをするのは面倒」
「なるべく節電したい」
このように考えている方は、「イデックスでんき」がおすすめです。
イデックスでんきをご契約いただくと、イデックスでんきの供給エリア内(福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県)であれば、引き続きお引越し先でも継続利用が可能です。
引っ越しのときに、面倒な電気の手続きが不要になります。
また、電気代に応じてdポイントやWAON POINTがたまるため、ドコモユーザーやイオン系列店をよく利用する方はとてもお得です。
ライフスタイルに合わせて2つのプランから選べるため、電気代を安くすることも可能です。
申し込み手続きはWebで可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。