節電術のご紹介
2022.08.16- 節約
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「毎日使う電気、無駄遣いはしたくない!」そう思っている方も多いのでは?
この記事では日々の生活の中で取り組める節電術をご紹介します。
エアコン
(冬)ポイント
・ドア・窓の開閉は少なくしましょう。
・厚手のカーテン、特に床まで届く長いカーテンを使うと効果的です。
・扇風機を併用し、暖まった空気を循環させましょう。
※適宜、換気をしましょう
■暖房の節電術① 暖房時の室温は20℃を目安にする。
外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
年間で電気53.08kWh削減※
1日あたり0.31kWh削減
※暖房期間 5.5か月(10月28日〜4月14日)169日
■暖房の節電術② 暖房は必要なときだけつける
暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度20℃)
年間で電気40.73kWh削減※
1日あたり0.24kWh削減
※暖房期間5.5か月(10月28日~4月14日)169日
(夏)ポイント
・ドア・窓の開閉は少なくしましょう。
・レースのカーテンやすだれなどで日差しをカットし、外出時もカーテンを閉めておくと効果的です。
・扇風機を併用し、風をカラダにあてると涼しく感じます。
・室外機のまわりに物を置くと冷房の効果が下がってしまうので、室外機の吹出口に物を置かないようにしましょう。
■冷房の節電術① 冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる
外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)
年間で電気30.24kWh削減※
1日あたり0.27kWh削減
※冷房期間 3.6か月(6月2日〜9月21日)112日にて算出
■冷房の節電術② 冷房は必要な時だけつける
冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)
年間で電気18.78kWh削減
1日あたり0.16kWh削減
冷蔵庫
ポイント
・熱いものはさましてから保存しましょう。庫内の温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーが消費されてしまいます。
・庫内の温度を控えめに設定すると消費電力が小さくなります。設定が「強」になっていたら「中」や「弱」にしましょう。ただし、食品の傷みには注意してください。
■冷蔵庫の節電術① ものを詰め込みすぎない
冷蔵庫にものを詰め込んだ場合と、半分にした場合の差
年間で電気43.84kWh削減
1日あたり0.12kWh削減
■冷蔵庫の節電術② 開けている時間を短くする
冷蔵庫を開けている時間が20秒間の場合と、10秒間の場合の差
年間で電気6.10kWh削減
1日あたり0.01kWh削減
■冷蔵庫の節電術③ 設定温度は適切に
設定温度を「強」から「中」にした場合(周囲温度22℃)
年間で電気61.72kWh削減
1日あたり0.17kWh削減
照明
ポイント
・使わない部屋の電気は消し、点灯時間を短くしましょう。
■蛍光ランプの点灯時間を短くした場合
12Wの蛍光ランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮すると
年間で電気4.38kWh削減
1日あたり0.01kWh削減
■白熱電球の点灯時間を短くした場合
54Wの白熱電球1灯の点灯時間を1日1時間短縮すると
年間で電気19.71kWh削減
1日あたり0.05kWh削減
■電球形LEDランプの点灯時間を短くした場合
9Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮すると
年間で電気3.29kWh削減
1日あたり0.009kWh削減
テレビ
ポイント
・テレビを見ないときは消しましょう。
・映像モードが選択できる機種は、標準モードや、リビングモードなどに設定しましょう。画面を明るくくっきりと見せる「ダイナミックモード」などは、消費電力が大きくなります。
■テレビの節電術① テレビを見る時間を減らす
液晶テレビ(32V型)で1日1時間テレビを見る時間を減らすと
年間で電気16.79kWh削減
1日あたり0.04kWh削減
■テレビの節電術② 画面の輝度を調整する
液晶テレビ(32V型)で画面の輝度を最適(最大→中間)にすると
年間で電気27.10kWh削減
1日あたり0.07kWh削減
洗濯・乾燥機
ポイント
・洗濯物はまとめ洗いをしましょう。
・少量の洗濯物を毎日洗うよりも、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を少なくしたほうが省エネにつながります。
■洗濯・乾燥機の節電術① 洗う回数を減らす
定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合の比較
年間で電気5.88kWh削減
1日あたり0.01kWh削減
■洗濯・乾燥機の節電術② 乾燥は自然乾燥を併用する
自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と乾燥機のみで乾燥させる場合の比較(2日に1回使用)
年間で電気394.57kWh削減
1日あたり1.78kWh削減
その他
・使わないコンセントはこまめに抜くようにすると待機電力の消費を抑えることができます。
・部屋を片付けてから掃除機をかけると掃除機を使う時間を短縮することができます。
・ブルーレイ/DVDレコーダーに低消費電力モードやエコモードなどがある場合は設定をしましょう。待機電力が抑えられます。
・炊飯器は長時間保温をしないようにしましょう。保温時間が長くなると電力の消費量が増えてしまいます。
どのくらい電気の使用量・電気代を削減できる?
例えば以下3つの節電行動に取り組むと・・・
①エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げて1日使用する(使用時間:9時間/日)
1日あたり0.27kWh
1週間あたり1.89kWh
1ヶ月あたり8.37kWh
②冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にする(周囲温度22℃)
1日あたり0.17kWh
1週間あたり1.19kWh
1ヶ月あたり5.27kWh
③液晶テレビ(32V型)を見る時間を1日1時間減らす
1日あたり0.04kWh
1週間あたり0.28kWh
1ヶ月あたり1.24kWh
この3つを意識的に行動すると
1日あたり0.48kWh/約10円の削減
1週間あたり3.36kWh/約74円の削減
1ヶ月あたり14.88kWh削減/約328円の削減
毎日無理のない範囲で少しずつ行動していくことで節電・節約に繋げることができます。
※当記事は、資源エネルギー庁ウェブサイト「無理のない省エネ節約」 の情報をもとに作成しています。 (https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#1)
※電気代削減額はイデックスでんき「ファミリープラン」の電力量料金(121kWh~300kWhの料金単価 22.07円/2022年7月時点)を適用して試算しています。