ペットのために準備する電化製品って?エアコン代はいくらかかる?
2021.09.30- 節約
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「ペットがいるからエアコンは一日中つけっぱなし!でも電気代が気になる…。」
このような悩みを抱えている飼い主さんは多いですよね。
エアコンやヒーター・水中モーターなど、ペットの種類によって準備すべき電化製品も1年間でかかる電気代も異なります。
「どのような電化製品が必要なのか」「どれくらい電気代がかかるのか」はペットを飼う前に把握しておきたい情報でしょう。
そこで今回はペットに必要な電化製品や電気代のシミュレーション、電気の節約術について解説します。
ペットにかかる電気代を把握しなるべく節約したい方必見です。
1. エアコンは必須?ペットのために準備が必要な電化製品とは
ペットを飼うにはエサだけでなくエアコンやヒーターなどの電化製品も必要になります。
ペットの種類別に「どのような電化製品を準備するべきか」「どうやって使うのか」を解説します。
1-1. 【犬・猫・ウサギ】エアコンで熱中症対策をしよう
犬・猫・ウサギは発汗による体温調整ができないため熱中症対策としてエアコンが必要です。
室温が以下の快適温度に保たれるようにしましょう。
- 犬 18~23℃
- 猫 20~28℃
- ウサギ 15~25℃
1-2. 【爬虫類・鳥類】ヒーターで温度調節をしよう
爬虫類は変温動物で体温調整ができないため、ヤモリやヘビなどを飼う場合は特に、冬はもちろん、クーラーを使用する場合は夏でもヒーターが必要です。
パネルヒーターであれば「ケージの下に置く」「蓋に取り付ける」「側面に取り付ける」などの使用方法が可能で、ペットの種類によって設置場所や快適温度が異なります。
鳥類も寒暖差で体調を崩してしまうためエアコンやヒーターを利用して快適温度を保つことが大切です。
快適温度は種類によって異なるうえ、熱帯系の鳥であれば加湿器などで湿度を保つ必要もあります。
1-3. 【熱帯魚】フィルター・ヒーター・ライトが必須
熱帯魚を飼う際には「水が汚れるのを防ぐためのフィルター」「水温管理のためのヒーター」「水草の光合成を促すためのライト」を準備しましょう。
ライトには「水草の育成」のほかに「バイオリズムを整える」「餌を見つけやすくする」などの効果もあります。
2. ペットにかかるエアコンやヒーターの電気代は?
ペットのために準備すべき電化製品について解説しましたが、つけっぱなしにする必要のある電化製品も多いため電気代が気になる方も多いでしょう。
「エアコン」「ヒーター」「フィルター・ヒーター・ライト」の電気代をシミュレーションしますので参考にしてください。
2-1. エアコンつけっぱなしの電気代シミュレーション
真夏の1か月間、エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代をシミュレーションします。Panasonic製のエアコン「CS-220CEX」の詳細を例として見てみましょう。
エアコンは運転中に消費電力が変動するため幅がありますが、「1時間あたりの電気代の目安」は安くて3.3円だと分かります。
このエアコンを使用すると仮定して1か月にかかるエアコンの電気代をシミュレーションすると以下のとおりです。
- 条件:1日24時間、1か月=30日間使用、1時間の電気代3.3円
- 計算式:1時間あたり3.3円×1日24時間×30日間=月2,376円
24時間つけっぱなしで月2,376円なので、飼い主が出かけている時間帯だけをペットにかかる電気代と考えれば、純粋にペットだけにかかるエアコン代はもっと安いと考えられるでしょう。
2-2. ヒーターつけっぱなしの電気代シミュレーション
真冬の1か月間、ペット用のパネルヒーターを24時間つけっぱなしにした場合の電気代をシミュレーションします。
株式会社ビバリアの爬虫類用ヒーター「マルチパネルヒーター」の詳細を例として見てみましょう。
上記の表には右端に24時間つけっぱなしにした場合の金額である「1日当りの電気量目安」が記載されており、「1日あたりの電気代の目安」は安くて約5.4円だとわかります。
「マルチパネルヒーター 8W」を使用すると仮定して1か月にかかる電気代をシミュレーションすると以下のとおりです。
- 条件: 1か月=30日間使用、1日の電気代5.4円
- 計算式:1日あたり5.4円×30日間=月162円
24時間つけっぱなしで月162円と電気代は非常に安いため、電気代よりもヒーター本体の価格を気にした方がよさそうです。
2-3. 熱帯魚の飼育にかかる電気代シミュレーション
熱帯魚飼育用のフィルター・ヒーター・ライトに「1時間あたりかかる電気代」をシミュレーションします。よく利用されているフィルター・ヒーター・ライトの定格消費電力は以下のとおりです。
- フィルター「Tetra オートワンタッチフィルター AT-20」の定格消費電力は50Hzで2.2W
※参照:「テトラ 外掛けフィルター オートワンタッチフィルター AT-20~30cm水槽用|charm」 - ヒーター「プリセットオートAR50」の定格消費電力は50W
※参照:「エヴァリス プリセットオートAR 【レヨンベールアクア】」 - ライト「Suisaku ライトアップ 300 ブラック」の定格消費電力は9.5W
※参照:「水作 LED ライトアップ 300 ブラック 30cm水槽 照明 関東当日便」
「1時間あたりかかる電気代」は以下の計算式で算出できます。
- 1時間あたりの電気代=消費電力(kW)×1kWhあたりの電気料金
今回は「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」が「新電力料金目安単価」として示した27円/kWh(税込)を電気料金に設定して検証します。
上記の消費電力から「1時間あたりの電気代」を算出すると「フィルターは約0.06円」「ヒーターは1.35円」「ライトは約0.26円」です。
3. ペットにかかるエアコンやヒーターの電気代節約術3つ
「ペットにとって快適な環境を整えたいけど電気代も節約したい…」と葛藤している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そんな葛藤を解消する電気代節約術を3つご紹介します。
3-1. 電気代の安い製品を選ぶ
電気代は消費電力によって変わるため、電化製品を購入する際には消費電力の低い製品を選びましょう。
それぞれの製品の消費電力はカタログや取扱説明書に記載されています。
3-2. 電気代のかからないアイテムを併用する
熱中症対策としてエアコンを使用するのが一般的ですが、電気代のかからないひんやりマットなどを併用するのもおすすめです。
ペットのアイテムについて定期的にリサーチすると便利なグッズに出会えるでしょう。
3-3. 電気料金を再検討する
電力会社によって電気料金が異なるため、電力会社を切り換えるのも電気代を抑えるひとつの方法です。
料金プランを変更するだけで節約になるなら電力会社を再検討する価値はあるでしょう。
4. 【九州エリア】イデックスでんきで電気代が安くなる?!
九州を供給エリアとする「イデックスでんき」には一般家庭向けの料金プランとして「イデックスでんきファミリープラン」と「イデックスでんき夜トクプラン」があり、九州電力よりも割安です。「イデックスでんきファミリープラン50A」で毎月約464kWhの使用を想定して電気代を計算すると九州電力契約時と比べて年間約7,320円安くなるため、電気代を節約したい方はぜひ一度ご検討ください。
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5. まとめ
ペットを飼う際にはペットの種類に合わせた電化製品を準備する必要があります。
熱中症対策としてエアコン必須の場合は1日中つけっぱなしになる時期もあり電気代が気になりますよね。
節電の工夫をしたり電力会社を再検討したりするのが電気代を安く抑えるポイントです。
九州にお住まいの方はぜひ「イデックスでんき」をご検討ください。
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