【福岡版】出産前に準備する費用は?アイテム・病院代・光熱費
2021.09.30- ライフスタイル
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出産にはどれくらいの費用がかかると思いますか?
家族計画をたてる際には「出産前に準備するべき費用」を見据えた上で計画的に貯金したいですよね。
そこで今回は「出産前に準備するアイテムの費用」「出産前後にかかる病院代」「出産前後で変化する光熱費の差額」を解説します。
病院代と光熱費は福岡在住を想定して算出しますので、福岡在住の方にとってはリアルな金額になるでしょう。
産後の光熱費を節約する方法についてもご紹介しますので費用を安く抑えたい方必見です。
1. 出産前に最低限準備するべきアイテムの費用って?
出産前に準備するべきアイテムの費用を「出産するママが必要なアイテム」と「赤ちゃんに必要なアイテム」に分けて解説します。
必須なアイテムに絞ってご紹介しますので最低限準備するべき費用として把握しておきましょう。
1-1. 出産するママが必要なアイテムの費用
出産するママが買いそろえる必要のあるマタニティウェアなどをまとめたデータを引用します。
出典:「妊娠から出産前までにかかる費用【お金編】-おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム」
最も安い価格帯で計算されていますので最低でも1万6,000円ほどの費用がかかると予想できます。
1-2. 赤ちゃんに必要なアイテムの費用
赤ちゃん用品の費用の目安データを引用します。
出典:「【その出産準備品、本当に必要?】先輩ママ直伝の最低限必要なものリストと費用相場|ままのて」
上記のデータをみると、各アイテムの費用はそれほど高くありません。
とはいえミルク関連用品やお風呂関連用品をはじめこまごまとしたアイテムが多数必要なため、最初にそろえる育児用品だけでも10万円はかかると考えておいた方がよいでしょう。
内閣府が2009年に実施した調査によると、0歳児にかかる「衣類・服飾雑貨費」と「生活用品費」を合計した平均額は約32万円です。約32万円にはおむつなどの消耗品も含まれています。
※参照:「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査 全体版(PDF):子ども・子育て本部-内閣府」
2. 【福岡版】出産前後の病院費用はいくら準備するべき?
出産にともなう入院費用はもちろん、妊婦健診や赤ちゃんのワクチン接種などの病院費用もかかります。福岡市で出産する場合を想定して病院費用がいくらかかるかシミュレーションしてみましょう。
2-1. 出産前の定期健診費用
妊娠すると定期健診を14回ほど受ける必要があり1回5,000~8,000円が費用相場ですが、自治体の助成制度を利用できる場合があります。
福岡市では母子健康手帳とともに助成券が14回分交付されますので妊娠したらすぐに届け出ましょう。
※参照:「福岡市 健康診査」
2-2. 出産前後の入院費用
正常分娩の平均的な出産費用は以下のとおりです。
出典:「正常分娩分の平均的な出産費用について(平成28年度)」
福岡県は約47万円で九州のなかでは高めですが全国平均よりは低くなっています。
出産をする方全員が受け取れる「出産育児一時金」が42万円のため、福岡県で出産する場合の自己負担額は約5万円になるでしょう。
※参照:「厚生労働省 出産育児一時金の支給額・支払方法について」
2-3. 赤ちゃんのワクチン接種費用
赤ちゃんのワクチン接種は自治体の補助がある種類は無料、補助がない種類は有料で種類によっても接種費用に幅があります。
福岡市では「ロタウイルス・ヒブ・小児用肺炎球菌・BCG・4種混合/2種混合・はしか・水ぼうそう・B型肝炎・日本脳炎」のワクチン接種が無料です。
3. 【福岡版】出産前後で光熱費はどう変わる?準備する費用とは
出産前と出産後では光熱費が大きく変わるため、どれくらい光熱費が増えるのかを事前に想定してお金を準備しておくことが大切です。
ガス代と電気代をそれぞれ算出し「費用が高くなるのはなぜ?」「どれくらいの費用が増えるの?」という疑問を解消します。
3-1. 出産後にガス代が増える要因はお風呂?ミルク?
通常ガス代の多くを占めるのはお風呂で、出産後は沐浴のために浴槽にお湯をためる家庭が多くなります。
とはいえ「シャワーを20分間使用する場合」と「お風呂に1回お湯をはる場合」のガス代は同じくらいなので、夫婦がもともと10分間ずつシャワーを使用していれば浴槽にお湯をためるようになったとしてもガス代は変わりません。
出産後に増えるガス代の原因の一つは意外にミルクをつくることかもしれません。
粉ミルクをつくるときの「ミルク用の熱湯をわかす」「哺乳瓶を煮沸消毒する」という工程でガスコンロを使うとガス代がかかります。
どちらの工程でも殺菌のため沸騰してから10分間沸騰させ続ける必要があり、お湯を沸かすのに10分間かかることを踏まえると、各工程で20分間のガスコンロの使用が必要です。
1日5回ミルクをつくる場合、「ミルク用の熱湯をわかす」のに20分間×5回=100分間、「哺乳瓶を煮沸消毒する」のに20分間×5回=100分間、合計200分間=約3.33時間ガスコンロを使用します。
3-2. ミルクによるガス代の差額を計算
火力が2.7kWのガスコンロを使用する場合、福岡県で利用者の多い西部ガスの熱量は45MJ/㎥=12.5kW/㎥なので、1時間あたりのガス消費量は2.7kW÷12.5kw/㎥=0.216㎥/hです。
西部ガスの15㎥以下の従量料金は211.20円(2021年8月検針分)なので211.20円×0.216㎥/h=約45.6円となり、ガスコンロを1時間使用した場合のガス代は約45.6円とわかります。
※参照:「都市ガス料金プラン | 都市ガス | ご家庭のお客さま | 西部ガス」
ミルクをつくるのに1日約3.33時間ガスコンロを使用するので約45.6円×約3.33時間=約151.848円、ミルクをつくるだけで1日約151.848円かかる計算です。
1か月で換算するとミルクにかかるガス代は151.848円×30日間=4,555.44円、約4,500円です。
出産前と比較してガス代が約4,500円上がることになるでしょう。
3-3. 赤ちゃんのために24時間フル稼働!エアコンの電気代とは
出産後に電気代が増える要因として夏や冬は赤ちゃんのために1日中エアコンをつけておく家庭が多いことが挙げられます。
エアコンを24時間フル稼働した場合の1か月にかかる電気代はいくらでしょうか?
パナソニック製のエアコン「CS-220DXE」の詳細を例として見てみましょう。
エアコンは運転中に消費電力が変動するため幅がありますが「1時間あたりの電気代の目安」は安くて3円程度だと分かります。
24時間フル稼働した場合1か月にかかるエアコンの電気代は、1時間あたり3円×24時間×30日間=月2,160円です。
3-4. 出産前後で電気代が増える要因って?
エアコンのほかにも、以下のような要因で出産後は電気代が増えることが予想されます。
- 赤ちゃんのために空気清浄機や加湿器を使うようになった
- 離乳食をつくるために電子レンジの利用が増えた
- 家にいる時間が増えたのでテレビをつけている時間が長くなった
粉ミルクをつくるための熱湯を電気ポットで沸かしたり保温したりする場合は、ガス代ではなく電気ポットの電気代が加算されるでしょう。
エアコン以外に使用頻度が増える家電があればメーカーのホームページなどから消費電力を確認し、電気代を計算しておくと心の準備ができるかもしれません。
4. 【福岡】電力会社を切り替えると電気代が安くなる?!
出産後の電気代アップに備えて出産前のタイミングで電力会社を再検討するのもおすすめです。
電気代単価は電力会社の料金プランによって異なるため、電力会社を切り替えることで電気代を節約できることがあります。
九州を供給エリアとする「イデックスでんき」には一般家庭向けの料金プランとして「イデックスでんきファミリープラン」と「イデックスでんき夜トクプラン」があり、九州電力よりも割安です。
「イデックスでんきファミリープラン50A」で毎月約464kWhの使用を想定して電気代を計算すると、九州電力に比べて年間約7,320円安くなるため、電気代を節約したい方はぜひ一度ご検討ください。
「電気ご使用量のお知らせ兼ご請求書」の郵送を不要とする場合は「ペーパーレス割引」として年間660円安くなるうえ、「イデックスクラブカード決済割引」を適用するとさらに年間660円の割引が受けられます。
5. まとめ
出産前に準備するべき費用は赤ちゃん用のアイテム費用だけでなくママ用のマタニティウェア費用や病院代もかかります。
さらに赤ちゃんのお世話によって光熱費も上がるのが悩みどころですよね。
九州にお住まいの方はぜひ「イデックスでんき」をご検討ください。
「イデックスでんき」の特徴やメリットなどは以下の動画で分かりやすくご紹介しています。
契約会社の切り替えは「イデックスでんきコールセンター」への電話1本で完了し、工事不要です。
ネットからのお申込みも受け付けておりますので、詳しくは以下のリンクから公式ホームページをご覧ください。
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