2026年3月からどのくらい電気代は値上がりする?具体的な料金や抑える方法を解説
2026.03.25
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「2026年3月、どのくらい電気代は値上げされるの?」電力会社によって、月額25円〜800円程度です。背景には、燃料価格の高騰や再エネ賦課金の影響があります。この記事では、補助金終了後にできる対策についても解説します。
2026年3月から、電気代が値上がりします。
背景にあるのは、燃料価格の高騰や、再生可能エネルギー発電促進賦課金の影響です。これにともない、各電力会社で料金改定が行われます。
このコラムでは、主要な電力会社ごとに、電気代がどのくらい上がるのかを具体的に解説するとともに、値上げ後も電気代を抑える方法について紹介します。
電気代の負担を少しでも抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

1. 電気代が値上がりしている理由
電気代が値上がりする理由は、燃料価格の高騰、再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇、燃料費調整単価の上昇の3つです。
これらの負担が重なることで、電気料金は大きく値上がりします。
1-1. 燃料価格が高騰している
電気代が値上がりする主な理由のひとつは、燃料価格の高騰です。
日本の火力発電では、液化天然ガス、石炭、原油などを燃料として使っています。これらは海外からの輸入に頼っているため、国際的な価格変動の影響を受けやすい状況です。
近年は、世界的なエネルギー需要の増加に加え、ロシアとウクライナをめぐる情勢の影響もあり、燃料価格が上昇しています。とくに液化天然ガスの価格上昇は大きく、電力会社の調達コストを押し上げています。
こうした燃料価格の高騰は、電力会社が設定する燃料費調整単価に反映され、私たちの電気代の上昇につながっています。
1-2. 再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がり
再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇も、電気代を押し上げる要因のひとつです。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、固定価格買取制度によって買い取られる、再生可能エネルギーの費用をまかなうための負担金です。
再生可能エネルギーで発電された電気の買取費用は、毎月の電気料金に上乗せする形で、電気を使う人が負担しています。
この再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2024年5月分〜2025年4月分までは3円49銭/kWhでした。
一方、2025年5月分〜2026年4月分までは3円98銭/kWhとなり、0.49円上がっています。
出典:経済産業省「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2025年度以降の買取価格等と2025年度の賦課金単価を設定します」
(https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250321006/20250321006.html)
1-3. 燃料費調整単価の値上がり
燃料費調整単価の上昇も、電気代が値上がりする理由のひとつです。
電力会社では、燃料価格の変動に応じて電気料金を自動で調整する、燃料費調整制度が導入されています。
また、電気料金の燃料費調整などに用いる貿易統計値の公表にあわせて、各電力会社は定期的に燃料費調整単価を見直しています。
2. 【電力会社別】2026年3月からどのくらい電気代が値上がりする?

低圧契約で、月260kWh使う一般家庭の場合、値上がり額は電力会社によって異なります。電気使用量が多いほど、値上がり額も大きくなる傾向があります。
値上がり額は、電力会社や契約プランによって変わるため、契約中の電力会社のホームページをご確認ください。
2-1. 東京電力
東京電力の燃料費調整単価は、関東エリアで変動しています。2026年3月分から4月分にかけては、政府の補助金縮小の影響もあり、電気代の負担が増える見込みです。
たとえば、従量電灯Bの30Aを契約し、使用電力量が260kWhの一般的な家庭では、前月より電気代が上がると見込まれます。
使用量が多い家庭ほど、値上がり額も大きくなる傾向があります。
出典:東京電力「燃料費調整のお知らせ(2026年4月分)」
(https://www.tepco.co.jp/ep/private/fuelcost2/new/index-j.html)
2-2. 関西電力
関西電力の燃料費調整単価は、2026年2月分と3月分で変動していません。
ただし、政府の補助金が段階的に縮小されることで、実質的な負担は増える可能性があります。
たとえば、従量電灯Aで月260kWh使う場合、2月分は6,621円、3月分も6,621円です。なっトクでんきやはぴeタイムRなどのプランでも、燃料費調整単価の変動は小幅にとどまっています。
一般家庭への影響は、以下の表のとおりです。
| 料金プラン | 1か月あたりの使用量 | 2026年2月分 | 2026年3月分 | 前月分との差 |
|---|---|---|---|---|
| 従量電灯A | 260kWh | 6,621円 | 6,621円 | ±0円 |
出典:関西電力「2026年3月分電気料金の燃料費調整等」
(https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2026/pdf/20260129_1j.pdf)
2-3. 中国電力
中国電力の燃料費調整単価は、低圧で0.10円/kWh上がります。中国電力では、スマートコースやシンプルコースなど、暮らし方に合わせて選べるプランを用意しています。
スマートコースは時間帯の区分がなく、使用量に応じて電力量料金単価が3段階に分かれるプランです。標準的な使用量の家庭に向いています。
一方のシンプルコースは、基本料金がなく、電力量料金単価が1本化されたわかりやすいプランです。
一般家庭への影響は、以下の表のとおりです。値上がり額は、契約しているプランや電気使用量によって異なります。
| 料金プラン | 1か月あたりの使用量 | 2026年3月分からの値上がり額 |
|---|---|---|
| スマートコース | 260kWh | 26円 |
| シンプルコース | 600kWh | 60円 |
| 従量電灯A | 260kWh | 26円 |
出典:中国電力「2026年3月分電気料金の燃料費調整について」
(https://www.energia.co.jp/assets/press/2025/p20260129.pdf)
2-4. 九州電力
九州電力の燃料費調整単価は、2026年2月分と比べて、3月分は0.08円/kWh上がっています。
九州電力では、特定小売供給約款と需給契約条件の2種類の契約形態があり、それぞれに燃料費調整単価が適用されます。
たとえば、従量電灯B30Aで250kWh使う家庭では、2月分は6,341円でしたが、3月分は20円増の6,361円になります。契約容量が大きい家庭や使用量が多い家庭では、値上がり額もさらに大きくなります。
詳しくは、以下の表をご覧ください。
| 燃料費調整単価 | 前月分との差 | |
|---|---|---|
| 低圧特定小売供給約款 | ▲3.39円 | 0.08円 |
| 需給契約条件 | ▲3.39円 | 0.08円 |
いずれの電力会社でも、使用量が多いほど値上がり額は大きくなる傾向があります。
値上げ後の電気代を少しでも抑えるためにも、次の章で紹介する対策を確認しておきましょう。
出典:九州電力「2026年3月分電気料金の燃料費調整単価をお知らせします」
(https://www.kyuden.co.jp/press/2026/h260129-1.html)
イデックスでんきでは、電気料金の単価が市場価格と連動する「マーケットプラン」を提供しております。ぜひご利用ください。
3.【2026年】電気・ガス料金の補助金について
電気代の値上げに対して、政府は「電気・ガス料金負担軽減支援事業」を実施しています。これは、家計の負担を軽くするために、2026年1月使用分から3月使用分までの電気料金とガス料金に補助を行う制度です。
電気料金には1kWhあたり4.5円、ガス料金には1㎥あたり1.5円の補助が適用されます。標準的な家庭で260kWh使う場合、月額で1,170円の補助を受けられる計算です。
この補助金は、電気料金の請求書に「燃料費調整額(政府支援分)」などの名目で自動的に反映されるため、申請の手続きは必要ありません。
ただし、実施期間は限られており、2026年3月使用分、4月請求分で終了する予定です。
なお、補助額は毎月同じではありません。2026年1月使用分と2月使用分は1kWhあたり4.5円の値引きですが、3月使用分は1kWhあたり1.5円に下がります。
そのため、3月〜4月にかけて補助額が段階的に縮小し、実質的な電気代の負担は重くなっていきます。
また、高圧契約の事業者向けにも同様の補助があります。1月使用分と2月使用分は1kWhあたり2.3円、3月使用分は1kWhあたり0.8円の値引きが適用されます。
補助金が終了すると、電気代の負担はさらに増える可能性があります。だからこそ、次の章で紹介する電気代を抑える方法を取り入れ、早めに備えておくことが大切です。
出典:資源エネルギー庁「電気・都市ガスをご利用するみなさまへ」
(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/)
4. 値上げ後の電気代を抑える方法
「値上げ後も何とかして電気代を抑えたい」
「光熱費をこれ以上上げたくない」
このようにお考えの方のために、値上げ後の電気代を抑える方法を3つご紹介します。
今すぐにできる方法ばかりですので、ぜひお試しください。
4-1. 電気の使用量を抑える
1つ目は、節電する方法です。
必要のない照明や電源スイッチを切って使用量を減らすことで、電気代を維持したり抑えたりします。
ただし、少し節電しただけでは以前の電気代まで安くならないでしょう。
電気使用量を減らすには、電気の消費量が多い家電を中心に節電しなければいけません。
たとえば、衣類乾燥機とエアコンです。
これらの使用を工夫して節電すれば、電気の使用量を抑えて電気代を維持できるかもしれません。
梅雨に活躍する衣類乾燥機の節約方法については「【種類別】衣類乾燥機にかかる電気代はいくら?節約方法もご紹介」、暑い夏に必要なエアコンの節約方法については「エアコンのつけっぱなしは本当に節電になるのかパターン別にしっかり解説」をご覧ください。
4-2. 電気プラン・電力会社を変更する
2つ目は、電気料金単価や基本料金が少しでも安いプランに変更するか、電力会社を変更する方法です。
電力会社によっては、電気料金に応じてポイントが付くこともあります。
ポイントを利用すれば生活に必要なほかの支出を減らせるため、全体でかかるコストを減らすことが可能です。
こちらの記事では、電気会社の乗り換えについて解説しています。 メリット・デメリットや失敗しない電力会社の選び方も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
4-3. 電力会社のキャンペーンを利用する
3つ目は、キャンペーンを活用して電気をおトクに使う方法です。
たとえば、イデックスでんきでは基本料金が2か月間無料になる新規契約キャンペーンを随時実施しています。
また、電気料金の支払いでdポイントやWAONポイントが貯まるサービスをご用意しています。貯まったポイントを日々の買い物に使えば、ほかの生活費を抑えることにもつながります。
ほかにも、イデックスでんきではお得なプランをご用意しています。
この機会に、電気会社の乗り換えから検討してみてはいかがでしょうか。
出典:イデックスでんき「いいこといっぱい!イデックスでんき」(https://idexdenki.idex.co.jp/LPCP01/)
出典:イデックスでんき(https://idexdenki.idex.co.jp/)

5. まとめ
2026年3月から電気代が値上がりする理由は、燃料価格の高騰、再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇、燃料費調整単価の上昇の3つです。
主要な電力会社では、標準的な使用量で月額25円〜800円程度の値上がりが見込まれます。
政府の補助金は2026年3月使用分で終了するため、今後は電気代を抑える工夫が欠かせません。日々の節電を意識することに加え、電気料金プランや電力会社を見直すことで、負担を軽減しやすくなります。
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値上げ後の電気代が気になる方は、イデックスでんきへの切り替えを検討してみましょう。